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『元祖 鴨南ばん 本家』A・Aさんおすすめのお店を回る
食べログのベテランレビュアーさんで

私が大好きで、大ファンの方がいる。
その人のレビューは人を笑顔にする。
私もその人みたいに大爆笑とまでは
いかなくてもクスッと笑ってもらえた
らと思い少しでも近づきたいと
思っている。
ただ、いつも私の予想をはるかに
超えて右から来るか左から来るか、
はたまた上から来るか下から来る
かと身構えていると
斜め後ろからやって来る。
私の冗談からなぜそうなってしまった
のか、藤沢のおすすめのお店のリスト
を送ってくれた。
こ、こりは。。。
(A・Aさん風←え?俺?
って言った?)
プロジェクトA・A!!
♪風の中のスバル〜
はい、新企画。はじめました。
忙しいのにこんな素敵なリスト
作ってくれるような、
斜め後ろから来られたら
そりゃ刺さるでしょ!
企画立てるでしょ!
(A・Aはご本人の許可を得て
いませんのでイニシャルで。)
さて、記念すべき第1回は
『元祖 鴨南ばん 本家』さん
湘南台駅から徒歩3分。
昔商店街があった道。
A・Aさんの一口メモ
「本気で元祖」
端的でわかりやすい説明
ありがとうございます。
こちらのお店は江戸時代文化年間、
日本橋馬喰町の鞍掛橋のたもとで
始まり、様々な歴史を経て、
現在8代目で200年
あまりの伝統がある。
お店の中も趣がありお昼、
前を通ったらかなり並んでいた。
【初代 治兵衛(じへえ)の鴨南ばん
(本鴨) 1,500円】
メニューに歴史が
書かれているのも珍しい。
色々と読んだが、歴史のロマンを
感じるならまず初代からでしょ!
とこちらを注文。
しっかりとした蓋が他のお店の鴨南蛮
との違いを感じさせる。
初代の説明を簡単に。
江戸時代、初代「笹屋治兵衛」は長崎
から伝わった「南蛮煮」をもとに
「鴨南ばん」を考案したところ
たちまち江戸中の評判になる。
治兵衛の作った鴨南ばんは、真鴨の肉
と骨や端肉をたたいた、たたき骨に
短冊に切った長ねぎを入れ、「鴨」と
書かれた漆塗りの蓋を
していたと言う。
短冊に切られたネギが
おつゆに染みて、
シャキッとしながらも柔らかくて
たまらなく美味しい。
まずはおつゆから。
( ̄O ̄;)美味しすぎる。。。
鴨のダシが出ている上品なおつゆに
ゆずが効いてさらに美味し過ぎて、
一瞬フリーズした。
私には遺伝なのか合わないお蕎麦の
おつゆを飲むと鼻が痛くなる変な
癖があるのだが、鼻が痛くなる事
もなく初めて暖かいお蕎麦の
おつゆを全て飲み干した。
白いお蕎麦は少し柔らかめ。
おつゆが主役としたらこれでいいの
かもしれない。
それでも十分うまい。
鴨は骨つきなのもあり、お肉が硬い。
この鴨があの美味しいダシを出して
いるのだからいい仕事をしている。
出しつくしたかもは、初代の荒々しさ
を残した感じでこれで正解なのだと
思う。
しかも鴨から取った脂は不飽和脂肪酸
と言って、血中コレステロール値を
下げる作用がある。
時代のロマンを食で感じ、A・Aさん
は文才だけでなくグルメでもあったの
かと改めてすごい人だと思った。
リストは私の好きそうな所ばかり
選んでくれているので
楽しみでしょうがない♪
プロジェクトA・A!!
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tag : 湘南台駅
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